かむことは生まれながらにして自然にできるのもではありません。学習して発達しながら覚えるものです。
3才までにしっかりかむ能力を身につけることが大切です。特に離乳期のステップは大切です。
もし、上手にかむ能力ができないと、口元、顔に影響を及ぼし、何となく締まらない口元になり、かみ合わせもくるってきます。
かみぐせにも注意しましょう。
前歯ばかりでかんだり、片側だけをよく使ったりした食べ方をしていくと、永久歯の歯並び、かみ合わせも悪くなります。
唾液が口元から出やすい
いつも唾液が流れ出ている→
口いっぱいにほおばる
口の中にため込んでいる
固いものがかめない
かまないで飲み込む
吸うように食べる
発音が不明瞭
飲み込むときに頤に緊張がある→
下口唇をかみ込む
口を開けたまま飲み込む→
片側だけでかんでいる→
ペチャペチャ音がする
食べるときに舌を出す
口元をよごす
かむ回数が少ない
発達にあった調理、食べ方をしていますか?
調理に十分な時間をかけ、バラエティーがありますか?
食べる意欲、食欲が出るようにしていますか?
規則正しい食事時間ですか?
家族揃って、楽しい雰囲気ですか?
食事内容は柔らかいものばかりではありませんか?
食事中に水や牛乳を飲ませて、流し込みをしていませんか?
子供の生活リズム(早寝・早起き、排便習慣など)を大切にしていますか?
疑問やご相談などありましたら、お近くの審美歯科協会医院までお越しください。